「走り幅跳び」での「走力のダッシュ力強化法のやり方とコツ」について説明します。
踏み切りの直前に走力を最大にするためのダッシュ力(瞬発力)をあげる方法と手順について解説します。
1. 「走力のダッシュ力強化法」の具体的事例
上達するために、走り幅跳びの1週間の練習で10月の「月曜日」の事例として、下記のようなプログラムがあります。
走基本+100m加速走×7回
ポイント;筋スピード持続力
トレーニングイメージ;リラックスしての大きな走り
月曜日の具体的な練習内容(120分)
①ジョッキング1000m+ストレッチ運動 15分
1000mジョッキングは5分から6分の速さ、ストレッチ運動は二人組で十分に行う。
②走基本 20分
膝上げ等基本動作 10分、ショートスプリント 10分~15分
※ 基本動作は各クラブのドリル内容
※ ショートスプリントは以下の内容
40mダッシュ 3本から5本、50mダッシュ 3本から5本、60mダッシュ 3本から5本
※ 20mの加速区間での前傾姿勢注意、20mの疾走区間での体の起こし注意、ラスト20mの減速は徐々にすること。
③100m加速走5回 50分
※ 全力走でのスピード養成、休息時間は10分、例 男子11秒○ 女子13秒○、集中したスピードで走りきる力養成
④200mジョッキング+ストレッチ運動 10分
※終了後クーリングダウンすること。
2. ダッシュ力の脚力を支える毎日のトレーニング
縄跳びはいいと思う、100回を10セット 毎日します。
足を痛めないようにして、坂ダッシュを50回行う。
腹筋も、毎日200回します。
何よりも「走りこむこと」が助走のために大切です。
上達の近道は、走って走りまくることです。
冬期は、坂道ダッシュと一分間走などを行う。
長距離系のメニューを多く取りいれると、短距離、幅跳びの助走につながります。
また週に一回程度は、砂場を使うメニュー(立ち幅、3歩助走など)を取り入れた方がいいと思います。
これは、フォームなど、体が忘れないようにするためです。
毎日練習後に「もも上げ、バウンディングは基本動作であるので、毎日取り入れてるようにします。
走り幅跳びで大事なのは、次のようなことです。
・踏み切り時に最大のスピードであること
・踏み切り足は、前で踏み切るのではなくてできるだけ真下
・スピードを落とさないこと
・つま先で、踏み切らないこと
急な坂があると、坂ダッシュとか30mダッシュとかが使えると思います。
おもいっきりダッシュするだけで、スタートに強くなりますし、体力アップも狙えます。
走るだけではなく、腹筋や背筋、腕立て伏せなどの補強に力をいれるのも良いと思います。
これは、家に帰ってきてからでもできます。
冬季練習の間は、自分のフォームについて考えるのに最適な時期なので、いろいろと見直してみます。
工夫ひとつで、まわりと差をつけることができます。
このようにして、ダッシュ力を強化して少しでも遠くに跳びましょう。