「走り幅跳び」での「走り幅跳びの跳躍時の最適な角度について」説明します。


1. 走り幅跳びの跳躍時に必要とされる事項

■大腰筋の役割と意識を考えると、大腰筋は、ももを上げる役割であり、脳の命令による、もも上げより、刺激によるもも上げの方が力が強い。

これは、神経が直接命令(無意識)を与えるからです。

■走り幅跳びの跳躍時の最適な角度は10~20度が良い。

体の質点の量が多いので、加速が加わるから物理的な計算と食い違います。

■主観的感覚は、振り上げ足と踏み込み足で、高く飛ぼうとすると記録につながります。

空中での腕の使い方は、「高く上げてから素早く振り下ろす」ことです。

■空中ホーム
「目標物」を触ることで跳躍距離が伸びます。

すなわち、両腕を上に上げる⇒両腕を前から下ろす⇒足が前方へ伸びる⇒跳躍距離が伸びます。

最後の一方を短く、素早く入ると意識するとうます、最後の一歩を短くする意識を持つと、助走スピードは低下、記録も低下します。

■擬音語を利用して、リズムを作ります。

例)だだだんのリズムで最後の一歩を踏み込むとうまくいきます。

文脈干渉効果:正確なサーブ習得の練習

同じ練習を繰り返す方が短期間の効果が高く、ランダム練習は、最終的に最も効果があります。




次にシリアル練習もよいです。

このようにして、上達していくのです。


2. 走り幅跳びの跳躍時の最適な角度について

具体的には、踏み切りの角度は何度が最適か、空中ではどんな姿勢がいいか、最適な助走距離はどの程度がいいかなどの点を考えます。

踏み切りの最適な角度がたったの10度から20度程度に過ぎません。

今まさに踏み切りを行おうという人の重心の、移動方向とスピードを合わせたものをひとつのベクトルとして考える時、このベクトルには、数学的空間のベクトルと違い、重力により徐々にベクトルは小さくなっていくからであり、踏み切りの角度が高いほど、ベクトルの大きさは早く失われます。

また、踏み切りの角度を意識して10度から20度にしようとしても、そのとおりにはなりません。

頭の中では 45度くらいにしようと試みると、結果として10度から20度になります。

意識的に最大の力を出そうとするよりも、ジョギングなどで無意識的に体を動かす方が実際の出力する力が大きいのです。

これは、筋肉はすべて意識によって動くのではなく、無意識に働く伸長反射などの力も実際は働いていることによるのです。

このようにして、走り幅跳びの跳躍時の最適な角度が得られるようによく練習しましょう。

すぐ上達します。